下高井戸シネマ


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『ローラ』Blu-ray発売記念
『13回の新月のある年に』『第三世代』国内最終上映

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督特集

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが70年代の終わりに放った破格の二傑作が、国内最終上映! また、戦後ドイツ史3部作の一本、『ローラ』Blu-ray発売を記念し、期日初日となる12月25日(土)に1回限りの上映!デジタルレストア版の上映は国内初!上映後、ドイツ映画研究者で、今回上映する3作品すべての字幕を手掛けられた渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者、日本大学文理学部教授)によるアフタートークを開催!

12/25(土)~12/30(金)19:20〜
日替わり上映

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『ローラ』12/25(土)
『13回の新月のある年に』12/26(日)、28(火)、30(木)
『第三世代』12/27(月)、29(水)
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特別興行につき 1500円均一
※割引なし、サービスデー対象外、招待券利用不可
※会員の方にはスタンプを押します。チケットをお求めの際にご提示ください。


主催:アイ・ヴィー・シー

© 1981 Rialto, Trio Film, WDR
特別上映 デジタルレストア版 国内初上映
ローラ
LOLA

12/25(土)19:20〜(終21:20)

1981年/西ドイツ/114分/ビスタサイズ/Blu-ray
監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
脚本:ペーター・メルテスハイマー、ペア・フレーリヒ
撮影:クサーヴァー・シュヴァルツェンベルガー
音楽:ペーア・ラーベン
出演:バーバラ・ズコヴァ、アルミン・ミューラー=シュタール、マリオ・アドルフ、ハルク・ボーム
日本語字幕:渋谷哲也

不道徳か、破滅か。
第二次大戦から10年が経ち、経済復興のただ中にある西ドイツ。ある地方都市の新任の建設局長フォン・ボームは、一人の娼婦に心を奪われる。彼女の名はローラ、建設会社を経営するシュッケルトの愛人であった。開発が進む小さな街で利害と恋愛の三角関係が渦巻く。ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーが、ハインリヒ・マン原作で、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督/マレーネ・ディートリヒ主演の名作『嘆きの天使』(1930)の物語を、戦後ドイツを舞台に翻案。人工的な光の中で、ファスビンダーのメロドラマ的想像力が炸裂する。

©2015 STUDIOCANAL GmbH. All Rights reserved.
国内最終上映
13回の新月のある年に
In einem Jahr mit 13 Monden

12/26(日)、28(火)、30(木)19:20〜(終21:29)

1978年/西ドイツ/124分/ビスタ/DCP
原案・脚本・製作・美術・編集・撮影・監督:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
出演:フォルカー・シュペングラー、イングリット・カーフェン、ゴットフリート・ヨーン 、エリーザベト・トリッセナー、エーファ・マッテス、ギュンター・カウフマンほか
日本語字幕:渋谷哲也

魂の破滅へ―。
7年おきに来る「月の年」に、新月が13回巡る年が重なると、なす術もなく破滅する者が幾人も現れる―。 エルヴィラは男性から女性へと性転換をした。男装して街を彷徨い、男娼を求めるエルヴィラの「性」。愛への憧憬と不安。孤独。パートナーとの別れ、離別した妻子との対話、幼少期を過ごした修道院のシスターが語る出生の秘密、性転換手術を促した男アントン・ザイツとの再会…、エルヴィラの最期の5日間。原案・製作・脚本・監督・撮影・美術・編集をファスビンダー自身が手掛けた、自主製作作品。様々なイメージがセンセーショナルに提示される、ファスビンダー最大の問題作。

国内最終上映
第三世代
Die dritte Generation

12/27(月)、29(水)19:20〜(終21:14)

1979年/西ドイツ/109分/スタンダード/DCP
製作・監督・脚本・撮影:ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
編集:ユリアーネ・ローレンツ
音楽:ペーア・ラーベン
美術:ラウル・ヒメネス、フォルカー・シュペングラー
出演:フォルカー・シュペングラー、ビュル・オジェ、ハンナ・シグラ、ハリー・ベア、ウド・キアー、マーギット・カーステンゼン、エディ・コンスタンティーヌほか
日本語字幕:渋谷哲也

物質的欲望の充足、無限の絶望の終焉。
意志と表象としての世界―。彼らも、我々も、もはや何も理解できない。理解しようとはしない。暴力で構成された社会に曝され、支配され、共感し、欲望し、絶望する。現実への無関心。怒りと悲しみとおかしみが横溢するこの世界は、とっくに壊れている。革命への理念を持たず、ただ目先のスリルだけを追い求める「第三世代」のテロリストたち。彼らは企業と警察に利用され、その煽動にのって誘拐事件を起こす―。言葉と音の叛乱。ファスビンダーが放つ、最も難解で自由な作品。

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